それぞれの価値観だけど
40代半ば以上の男性って、男がデート代を払うのが当たり前な人が多いそうです。バブル時代を経験しているからだろうけど、女性に良い所を見せる(見栄を張る)のが男だ思っているんだとか。いっぽうで、最近若い男性はデートで割り勘にする人が多いんだとか。草食系男子が増えているのが原因なのか、恋人も友達も同じ感覚で、割り勘に抵抗を感じないんでしょうね。
そもそも、デート代をどうするかなんて、それぞれの価値観の違いで答えは大きく分かれるもの。「男は見栄を張るべき」という人たちは、男性が全額(もしくは多めに)払うべきだろうし、「対等であるべき」という人にとっては、割り勘がベストなはず。本人同士が納得しているなら、他人がとやかく言う筋の話ではありませんよね。
私の場合は、相談者さんと同じく、好きな人が相手(彼氏とのデート)なら割り勘で全然構わない。むしろこだわりたいのは支払い方。レジの前で、二人が財布からお金を出しあうのはスマートじゃないから、男性がとりあえず支払って、店を出てから半分請求して欲しい感じかな。
視点を変えてみると・・・
でもそれって、それはフツーのデートの時だけ。やっぱり女って、ここ一番では「彼から大切にされてるって思いたい」生き物。初デートや記念日にイベント(クリスマスや誕生日)でも、“いつもどおり割り勘”にされると、気持ちが冷めないにしても、ちょっとガッカリしちゃうと思う。
だから相談者さんの気持ちは良く分かるし、彼氏に「誕生日ぐらい奮発してあげればよかったのに」って言いたい感じ。ただ、一番大切なことは、誕生日に割り勘だったことを悲しむより、彼が“誕生日を祝ってくれた気持ち”のほうを喜ぶことじゃないかな。そして、彼が誕生日の時のデートは、「今日は貴方の誕生日だから、私がご馳走するね!」と提案すれば、きっと彼の割り勘に対する考え方も変化が見られるかもしれませんよ。
この記事はZAKZAKに掲載されました。
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