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昨日、井上尚弥がバンタム級に上げてからの初めての試合がありました。バンタム級に上げて即世界タイトル戦。間に調整試合を挟まず直ぐ世界戦というのも「強い相手としかやりたくない」という井上選手らしいですね。

相手はこの10年間負けがないというWBA世界バンタム級王者、英国のジェイミー・マクドネル選手。計量では大幅に遅刻した上、謝罪もしないということで、井上選手もかなり立腹していました。

その計量での怒りをぶつけたのか、試合はわずか1ラウンドKOで井上選手の勝利で終了。めっちゃあっけなかったです。

マクドネル選手、ボクシングの盛んな英国ですので、色々と不安要素の多い外国に行かなくても世界戦はいくらでもマッチメーク出来る筈です。更に、パウンドフォーパウンド上位ランカーで、対戦前でも圧倒的不利と言わていた井上選手と対戦する為、わざわざ日本まで来てくれたことには感謝したいです。井上選手も試合後リング上でのインタビューで、同様の感謝の気持ちを言葉にしていましたね。

バンタム級に上げたことによって減量の負担が少なくなり、そのぶん練習に打ち込めたと言っていましたが、今までより身体がごつくなりパワーがみなぎっているように見えました。マクドネルが弱かったというより、井上選手が強すぎたということでしょう。全盛期のロマゴンとやったとしても圧勝するような気がします。

ただ、もうちょっと長く見ていたかったというのも正直な感想です。各団体のチャンピンが参加し、9月から開催される世界最強賞金トーナメントWBSSへの参戦も決まったということですので、バーネットやテテを相手にどんな試合をするのか、いずれはネリともやってもらいたいし(井上選手の圧勝しか想像出来ませんが)、昨日試合が終わったばかりだというのに、もう「井上尚弥ロス」発症のきんちゃんでした♪


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